好物は温泉です。

源泉かけ流しが大好き。日常は温泉銭湯へ。お腹はローカルグルメで満たします。

北海道島牧 モッタ海岸温泉旅館

北海道では珍しいラジウム
道内にラジウム泉は5つあるが、成分が基準量を超えているのはここと、長万部にある二股ラジウム温泉だけとか


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10年ほど前に訪れたことがあるが、部屋は細部がリニューアルされきれいになっていた
なぜか柔軟剤の香りが各所に漂う


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大きくはないがこざっぱりとした内湯と露天風呂

以前は熱くて飛び上がったのだが、今回はやや温め
外気温が−3℃だからお湯もぬるくなるのか?
とろみのある柔らかいお湯が身体を包み込んで中から温めてくれる


日帰りで来ているお客さんと会話すると、やはり今日はぬるいとのこと

「昨日はいつも通り熱かったのよ〜」
と少し残念そう


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私も冷えった体がなかなか温まらず、首迄つかって長湯していると、ホースから出ている源泉が少し熱くなってきた


上がると身体がずーんと重くなる
温泉の濃い成分が染み込んだ

「うちは近所なんだけど、お客さんが来るとここに連れてくるの。翌朝身体が痛くなるんだって。私は慣れてるからそんなことはないんだけど効いてるのよね。お気に入りのお風呂なの」
先程の会話が思い出される

確かに相当強そうだ


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夕食は平日限定ビジネスプラン


メインのサバの味噌煮の他、軟骨入りつくねやカモのサラダなどボリュームたっぷり

厚揚げとナスのみそ炒め、刺し身やイカの酢の物、北海道の漬物ニシンと大根のなた割漬けなど、濃いものからあっさりまでバリエーションに富んだお料理。締めの熱々の蟹汁が嬉しい

食事のあとはもう一回お風呂へ
先程よりさらにぬるい
ホースからはお湯が出ていない

源泉量が少ないのかオーバーフローも見られず、なんとなくお湯が鈍っている感じ

残念ながら露天風呂はさらにぬるく
なかなか温まらないのが残念


23時でお湯を抜いてしまうというので、なんとかかんとか頑張って汗をかいて終了

多少不満はあるが、もともとが素晴らしいお湯なので、朝に期待して就寝


早起きして朝風呂に行くつもりだったが
目覚ましにも気づかず寝坊
とてつもなく深い眠りだったらしい


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バランスが良い朝ごはん。夜もそうだったが、基本の和にちょっと洋がまざっているのが私には食べやすい
松前漬けのような地元のものがついてくるのも旅行気分を盛り上げてくれてうれしい


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朝風呂
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露天風呂はぬるいままだが、内風呂のお湯が生き返ったように素晴らしい
鮮度がよく気持ちよく入浴

男風呂あった飲泉用のお湯を汲んできてもらった
しょっぱい硫黄味
卵スープの中にやや苦味が混ざっていて飲みやすい

よく温まるお湯で、いっときを過ぎると急に冷めるように感じていたが
夜中に乾燥が辛く、ストーブを止めたままだったのに、寒く感じることはなかった

きれいで親切な宿
美味しいご飯
素晴らしいお湯

夜のお湯が残念だったが、人の少ない平日はこういうこともあるだろう
今度は連泊してお湯を楽しんでみたい



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