箱根 大和館
湯本からほど近い素泊まりの宿
貸し切り風呂が3つあって、日帰りでも利用できます
昭和に作られた新しい浴室が一番広く、日がさんさんと差し込み開放感があります
レトロな青いタイルに透明なお湯がきれいです
明治時代からある浴室は、一人で入ると妙に落ち着きます。ちょっと熱がこもるので浴室内が熱く感じますが、趣があってこれはこれでとても良いです
箱根最古のお湯【惣湯】の他、湯本7号、41号の混合泉が浴槽内部から注がれていて、新鮮で滑らかなお湯が浴槽に満たされています
入るときにちょっと意気込んで入る温泉もありますが、ここはいつもすんなりと浸かれます
そして、ほどよい温度で、どれだけ浸かっても疲れることがないお湯質なので、箱根に来るといつも寄ってしまいます
湯上がりはいつも汗が止まらないほどよく温まります
建物が古いので夜は少し寒いのですが、宿泊して何度もこのお湯に入って堪能するのもおすすめです
箱根とお湯の歴史を感じられます
山梨 山口温泉
住宅街にある、ぬるゆの泡付き温泉
山梨は素晴らしい温泉がたくさんあって、毎回どこに行くか迷ってしまう
我が家が日帰りで利用するのは
旭温泉、フカサワ温泉、玉川温泉、はやぶさ温泉、草津温泉、そして、ここの山口温泉
どこも素朴なのにお湯がとってもいい
内湯の扉を開けると、むわっと蒸気がたちこめる
ものすごい勢いでドバドバと流れ出る源泉
湯口から距離をとったものの、頭に背中にビシャビシャと源泉を浴びながら入浴
あまりに湯口が騒がしいので、排出口近くまで離れることに
実は湯口より排出口近くの、湯船のヘリの方が泡付きが良い
ものの数分で泡がびっしり
38度ぐらいのぬるゆに浸かっていると気持ちが良すぎて出るときを逸してしまう
40分ほど浸かっただろうか
湯から上がると、ジュワーと、体の表面で炭酸が弾ける感触
さっぱり気分爽快
着替えているとじわじわと体が温まってくるのを感じた
とにかくクセになるお湯
長湯が必至なので、時間に余裕があるときにぜひ味わって欲しい
北海道島牧千走川温泉
島牧にある賀老の滝のそばの宿
昔はトンネル工事の人で賑わっていたらしいが今は静かな山奥の秘湯風
落ち着く湯船が一つ
毎年削っていてもすぐに堆積してしまうらしい
歩くと足に刺さって痛いので気をつけないと
自然の模様がきれいで
ついつい飽きずに眺めてしまう
お湯はちょっとキシキシ感があるがなめらかで心地よい
湯船が浅めに作られていて
座っていても、ヘリに頭をかけて横になってもしっくりくる
妙に落ち着くお風呂
底からコポコポ上がってくるお湯と
オーバーフローの様子
天井からたまにポツリと落ちる滴
お風呂と一体化してしまいそうになっていると
急に身体の芯から温まってくるのを感じた
名残惜しく湯を後にする
北海道島牧 モッタ海岸温泉旅館
北海道では珍しいラジウム泉
道内にラジウム泉は5つあるが、成分が基準量を超えているのはここと、長万部にある二股ラジウム温泉だけとか
10年ほど前に訪れたことがあるが、部屋は細部がリニューアルされきれいになっていた
なぜか柔軟剤の香りが各所に漂う
大きくはないがこざっぱりとした内湯と露天風呂
以前は熱くて飛び上がったのだが、今回はやや温め
外気温が−3℃だからお湯もぬるくなるのか?
とろみのある柔らかいお湯が身体を包み込んで中から温めてくれる
日帰りで来ているお客さんと会話すると、やはり今日はぬるいとのこと
「昨日はいつも通り熱かったのよ〜」
と少し残念そう
私も冷えった体がなかなか温まらず、首迄つかって長湯していると、ホースから出ている源泉が少し熱くなってきた
上がると身体がずーんと重くなる
温泉の濃い成分が染み込んだ
「うちは近所なんだけど、お客さんが来るとここに連れてくるの。翌朝身体が痛くなるんだって。私は慣れてるからそんなことはないんだけど効いてるのよね。お気に入りのお風呂なの」
先程の会話が思い出される
確かに相当強そうだ
夕食は平日限定ビジネスプラン
メインのサバの味噌煮の他、軟骨入りつくねやカモのサラダなどボリュームたっぷり
厚揚げとナスのみそ炒め、刺し身やイカの酢の物、北海道の漬物ニシンと大根のなた割漬けなど、濃いものからあっさりまでバリエーションに富んだお料理。締めの熱々の蟹汁が嬉しい
食事のあとはもう一回お風呂へ
先程よりさらにぬるい
ホースからはお湯が出ていない
源泉量が少ないのかオーバーフローも見られず、なんとなくお湯が鈍っている感じ
残念ながら露天風呂はさらにぬるく
なかなか温まらないのが残念
23時でお湯を抜いてしまうというので、なんとかかんとか頑張って汗をかいて終了
多少不満はあるが、もともとが素晴らしいお湯なので、朝に期待して就寝
早起きして朝風呂に行くつもりだったが
目覚ましにも気づかず寝坊
とてつもなく深い眠りだったらしい
バランスが良い朝ごはん。夜もそうだったが、基本の和にちょっと洋がまざっているのが私には食べやすい
松前漬けのような地元のものがついてくるのも旅行気分を盛り上げてくれてうれしい
朝風呂
露天風呂はぬるいままだが、内風呂のお湯が生き返ったように素晴らしい
鮮度がよく気持ちよく入浴
男風呂あった飲泉用のお湯を汲んできてもらった
しょっぱい硫黄味
卵スープの中にやや苦味が混ざっていて飲みやすい
よく温まるお湯で、いっときを過ぎると急に冷めるように感じていたが
夜中に乾燥が辛く、ストーブを止めたままだったのに、寒く感じることはなかった
きれいで親切な宿
美味しいご飯
素晴らしいお湯
夜のお湯が残念だったが、人の少ない平日はこういうこともあるだろう
今度は連泊してお湯を楽しんでみたい
山形 小野川温泉 滝の湯
日帰り入浴で利用
初めて聞く温泉だがとても気になる
福島から山形市へ向かう通り道に近いので
ちょっと寄ってみた
化粧水がいらない保湿力の強い温泉で
小野小町も浸かったとかなんとか
ふーん。。
小さい温泉街に共同浴場が3つ
新しくなったという滝の湯へ
入口で250円の券を買って入り、脱衣箱に置く方式
清潔感がある内湯
ザバザバとオーバーフローしているお湯の勢いがすごい
サラッとしたした浴感でやや熱めのお湯
注ぎ込む湯量が多く熱い湯に次から次へと襲われる
冷えていたのか手が熱くてジンジンする
あまり長湯はできず休憩していると
さっきまで痛みのあった肩が治っているのに気づく
思わずもう一度入浴
慣れたのか温まったのか熱さもいい感じ
石鹸カス?汚い〜
と思ったら湯の華
もう一度休憩すると
背中がチクチクと痛い
そういえばその背中の左側は時々痛くなる場所
うーん、と思わず3度目の入浴
今度はドバっと汗が出た
入浴後は、向かいの組合駐車場にある飲泉所へ
塩味のきいた熱々卵スープのようで美味しい
このお湯は素晴らしい。。
調べてみると、もともとあった共同源泉の熱い方とと後で沸いたぬるい源泉を混ぜて適温にしているらしい
そして成分が豊富で濃いため効能も良いとか
気づくと旅行中の食べ過ぎで重くなっていた胃が治っている。。どころかお腹が空いている!!
素晴らしすぎる。。
というわけで。。
山形市の帰り道で再入湯
今度ははじめから背中が痛くなり
汗がすぐに出始め
止まらない。。
服着れない。。
体を拭いていない人みたい。。
小野川温泉
無知な私は名前も知らなかったけど
本日より大好きな温泉
次は宿泊してみたい
山形 湯野浜温泉 しらはま屋
民宿しらはま屋
夕ご飯
平日限定のビジネスプラン
通常プランよりおかずが少ないというプラン
カニ半杯
ぶたしゃぶなべ
からすカレイの照焼
大きいエビフライ
刺身(いか、白身、えび)
長芋
自家製漬物
ツヤツヤご飯
もうビジネスなんて忘れてしまいそうな豪華さ
通常プランもぜひ利用してみたくなる
お風呂
海の側らしい塩っぱいお湯
まったりとした体にまとわりつくような浴感
ほんの少しヌル感
もちろんオーバーフローの源泉かけ流し
蛇口の堆積物に興奮
貸し切りではないけどほとんど一人(^^)
よく温まりまったり
この日は寝不足が続いていたせいか上がったあとは気怠い
海のそばなので微かな波の音を聞きながら就寝
時々隣の部屋の咳が聞こえる
私的には気にならない
朝ごはん
控えめな量でちょうどいい
ご飯と味噌汁がとても美味しい
清潔で温かいなんとも居心地の良い宿
また泊まりに来よう
来年の山ぶどうの時期が今から楽しみだ