好物は温泉です。

源泉かけ流しが大好き。日常は温泉銭湯へ。お腹はローカルグルメで満たします。

山形 鶴岡市 山ぶどう

今回の山形旅行のメインは山ぶどうを買うこと

鶴岡市のぶどう園へ
山ぶどう
f:id:ERINAO:20181021211422j:plain 
糖度25度ぐらい
甘いけど酸味もかなりある 
これを使ってお砂糖を使わないで発酵させたジュースがものすごく美味しい!!
山にも野生のがあるっていうけどどこにあるんだろう


以下は覚書
他にも山の恵みの宝庫\(^o^)/
ミズ
ミズのコブのミズタマは今時期とれる
今回は小さくて見送り
f:id:ERINAO:20181021211448j:plain

なめこ
天然のを見るのは初めて
f:id:ERINAO:20181021211507j:plain

のびる
まだ玉は小さいけどこんなに生えてるなんて!
似ている草は毒なので気をつけること

くるみ
実がまだついてる腐らせて水で洗ったあと乾燥
フライパンで乾煎りしてから剝いても

こくわ
キウイそっくりの味

他にも山芋のつるにつくむかごやコゴミの芽も見学

春にも行きたいな

地元のスーパーで
麦切り、笹巻き、ずんだもち、グリーンコーンを購入

山形 蔵王川原湯共同浴場

f:id:ERINAO:20181021203526j:plain
車から降りると鼻にツンとくる硫黄の香り
2年ぶりの蔵王〜!

蔵王に行く予定はなかったんだけど、夫のリクエストでここに入りたくてちょっと寄り道


f:id:ERINAO:20181021203547j:plain
熱いかなと思って入浴したが、思っていたより適温でピリリ感もなく柔らかい入り心地

身体の隅々まで染み渡るような熱感と効能
少しヌルスベ感があるのも私は好き

f:id:ERINAO:20181021214411j:plain
湯の華が舞うのがもったいなくて静かに肩まで浸かる

少し入っただけで体が真っ赤
一度休憩して入り直すと急に巡りだして、頭のてっぺんから汗が吹き出す
頭から汗が出たら自然に汗が引くのを待って入浴終了

上がったあとは体が軽くてサッパリ
疲れも暑さも後を引きすぎない気持ちのいいお湯でした。

上の湯にも入りたかったけど時間オーバー
またゆっくり入りに来たいな〜\(^o^)/
このあとは鶴岡市

山梨 草津温泉

草津温泉といっても群馬ではなく
山梨甲府にある草津温泉

ふざけてる
山梨なのになぜ草津??

でもみんなが口を揃えていいお湯だという
よし、一回行ってみよう

f:id:ERINAO:20181022153156j:plain
見た目は地元の方が利用する温泉銭湯
かけ湯、微温湯、高温湯、冷水、ぬる湯の露天風呂
コンパクトながら全て揃っている浴槽

白濁はしていない
透明な草津温泉。。

むむ、硫黄のいい香りがする
なんとモール泉と硫黄が混ざった素晴らしいお湯

全て源泉かけ流しの
加水も加温もしていない新鮮なお湯

なんと飲泉まで!!


1番入りやすいのは微温湯でこの浴槽が1番広い
露天は2、3人も入れば窮屈な狭さながらリラックスするには最高
高温湯と冷水(これも地下水で24度ぐらい)の交互浴は病みつきになりそうです

ぬるっとした肌触りで心地よく
まったりするかと思いきや
湯上がりはわりとスッキリサッパリ


草津温泉は創業者が草津出身だからとか
紛らわしいけどふざけてるわけではなかった

疑って申し訳ない
とても素晴らしいお湯でした

武蔵小山 清水湯

武蔵小山駅のすぐ近くにある温泉銭湯f:id:ERINAO:20180726115636j:plain

温泉仲間から噂を聞いて訪問
色々驚きがある温泉


銭湯なので、460円を券売機で買って入湯
まずは混雑ぶりに驚く

洗い場の裏側を覗くとそこはもう湯船
街中の銭湯なのでコンパクトに作ってある
そこはもう芋洗い状態


露天風呂の
「黒湯」と書いてあるこじんまりした浴槽にかろうじて浸かる

つるつるすべすべと、非常に肌触りのいいお湯
そしてじんわりと温まる
これはいい


ふと見ると階段上にもう一つ露天風呂
こちらも混んでいる

やめようかなと思ったが
よく見るとお湯の色が違う
「古代の湯」という茶色いお湯

これは気になる
タイミングをみながら端に滑り込み入湯

こちらはとにかく芯から温まる
噴き出すように汗をかく
私の好きな有馬温泉に似ている泉質

銭湯料金で、2種類の泉質に入れるのは嬉しい誤算
しかも両方のお湯の質がいい

くつろぎにくい混雑ぶりだが
短時間浸かっただけなのに、クラっとした
成分が濃いに違いない

地元に愛される本物の温泉
またすぐお邪魔しに来ようと思う

箱根 甘酒茶屋

f:id:ERINAO:20180307150717j:plain

箱根に来たときはぜひ寄りたい甘酒茶屋

ついたのびのよいお餅に
発酵させた甘酒

最近流行りの発酵だけど
ここは昔からずっとこの作り方

いろりに炙られて、寒くて暑くて煙たい
でも大好き

都会にいると自分の感覚を麻痺させて
好きなこと辛いこといろんな軸がぶれてしまうことがあるけど

ここは私にとって
自分を思い出せる場所

静岡県 西伊豆小土肥 お宿はしば

f:id:ERINAO:20180307144925j:plain

f:id:ERINAO:20180307145031j:plain

二つあるお風呂は貸し切り
一人で源泉かけ流しを楽しめる

部屋からお風呂の距離が近く
サッと入ってこれる

とにかく気兼ねなく自由気ままに温泉に入れるのがいい

食事もおいしくて、ボリューム満点
お宿の方はほどよい距離感

トイレ洗面は共同だが
3部屋しかないので不都合は特に感じたことはない


一見負担のない優しいお湯だがお肌がツルツル
ここの女将さんのお肌が綺麗で若く見えることを考えても、相当なアンチエイジング効果がるお湯に違いないのだろう


入った感じは、すぐにポカポカして、
すごく温かみよく持つ、という体感ではないのものの、ある特徴があった

何度もトイレに起きるのである
私の場合、トイレが近くなるときは体質に合う証拠

内蔵が温まるのか、体の余分な水が全部出た感じで、翌朝はむくみすっきり


朝風呂の後、火照っている体を冷ますため窓を開けると遠くからの爽やかな海風



f:id:ERINAO:20190113233440j:plain
朝の配膳
伊豆らしくアジの開き


ザワザワと誰かの話しているような声
ザッザッと、土の上を踏む足音

いろんな生活音が何となく窓の外から流れ込んで、なんとなく懐かしい温かい気持ちになる

デザートはこたつでみかん

旅館 峰

f:id:ERINAO:20180307141709j:plain



昔昔に、偶然見つけた素敵なサイトで
でここを知った

そのサイトは、ある女性が綴る温泉旅行のブログのような感じのものだが

流れるような文章と写真が美しく、温泉ブログというよりは旅のエッセイのよう

何度も読み返しているうちに、心を惹かれた温泉を訪れるようになり

その中でも、一番強く心を惹かれた温泉がここ「峰」である

小さな宿は自然に囲まれ、濃い空気
そして静謐な内湯

ぬるいお湯にゆっくり浸かると、たまってしまった思考の疲れがゆるゆるとお湯に溶けていく

なにも考えないとは、こんなにも静かなものなのか、と思った

ただただお湯の流れる音を聞きながら
自分を感じつつ、自分と世界を一体化させる

どれだけ入っていても何故か疲れない
静かさと平和が満ちる至福の時間だった