好物は温泉です。

源泉かけ流しが大好き。日常は温泉銭湯へ。お腹はローカルグルメで満たします。

北海道利尻島 町営ホテル利尻 ふれあい温泉

f:id:ERINAO:20191004232812j:plain
町営ホテル利尻のふれあい温泉
日帰り入浴もしています

もともとはさら湯の日帰り施設だったのですが、
平成17年温泉掘削に成功し、国内トップクラスの炭酸含有量を持つ素晴らしい温泉施設にリニューアル

内湯に2つある浴槽の一つはやや熱めで循環ろ過
もう一つの浴槽は、源泉そのままの33.4度を流し込んでいるのでぬるい水風呂のよう


f:id:ERINAO:20191004233130j:plain
オーシャンビューの露天風呂、
高温、低温サウナの2種類完備で
なかなかの設備です

熱湯と温湯に交互に浸かると軽く数時間たってしまいます

利尻島に長期滞在することになったので、湯治気分で毎日浸かっていました。

源泉かけながしを、うたっていますが
正確には循環ろ過と塩素の添加しているので、源泉かけ流しとは違うように思います。
お湯の鮮度も日によってバラつきがあります。

それでも素晴らしい温泉に変わりありません。

鉄分が含まれた湯は、最初は青みがかった白色なのですが、時間がたつにつれて赤茶色に変化します。

地下から上げているため、泡付きはそこまで多くありませんが、血液の巡りが良くなり芯からカーっと温まります。ちょっとした筋肉痛や腰痛などはすぐに楽になりました。

湯上がりはの肌は、さらりとしてサッパリ。

最初の頃はしっとりしていたのですが、入浴を繰り返していると肌の乾燥を強く感じました。
水分を蒸発させるので、乾燥肌の人は洗い流した方が良いかもしれません。

また、塩分を多く含むため、保温効果は抜群なのですが、痒みを感じることもあります。
地元の人はこれを潮かぶれといい、やはり最後に洗い流すと良いそうです。

地元のおばさまたちの社交場になっているので
島言葉を聞きながらの入浴は楽しいです。

また、ホテル自体も、きれいで居心地が良く、洗濯機や電子レンジもありますし、近くにコンビニもありました。離島というイメージからすると意外なほど便利でした。


夕食もとても豪華
利尻産の食材にはとてとこだわっています。
f:id:ERINAO:20191120181334j:plain
前菜盛り
(手作り昆布佃煮、細竹とふきの煮物、さつまいもとレモンの寒天寄せ、イカ三升漬、漁師の手作りところてん、)
刺身盛合せ
(利尻産帆立、利尻産ソイ、ボタンエビ)
ずわい蟹
陶板焼
(アワビ、えび、いももち、かぼちゃもち)
カスベの唐揚げ、いもチーズボール
ホッケの煮付け
冷製ミルク茶碗蒸し
うに刺
うに土瓶蒸し風
ご飯(北海道産ななつぼし
漬物
帆立稚貝の味噌汁
道産メロン

既製品が混ざっていたり、お酒の種類が少なかったり、冷めているものがあったり、少しの不満はありますが、町営ホテルということを考えると、とてもがんばってくれていると感じました。

夏のシーズンだけですが、バフンウニは最高でした。ホッケの煮付けも珍しくて美味しい。お刺身の鮮度もとても良いです。

のんびりしながら素晴らしい温泉に浸かり、夜は天の川を眺めて、極上の島時間を堪能しました。